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【映画】ジョン・ウィック:コンセクエンス【感想】

キアヌ・リーヴス主演のアクション映画シリーズ

ジョン・ウィックの最新作を見てきました

 

 

ストーリーなんてどうでもよくなるほど

とにかく戦って戦って闘いまくる!!

笑ってしまうほどに強い!!

 

今回は日本の大阪も舞台になっており、

真田広之をはじめとした日本人も出演

 

日本刀、手裏剣、力士など

ハリウッドが想像する「COOL JAPAN!」が

描かれているのも楽しみどころ

 

日本パートは思ったより長かったです

 

 

ジョン・ウィック シリーズのあらすじ

 

伝説の殺し屋ジョン・ウィック

1人の女性を愛したことをきっかけに闇の組織から引退しますが

妻は病気で亡くなります

愛する妻から託された子犬と共に平穏に暮らしていたところ、

強盗に愛車と子犬の命を奪われました

 

激怒したジョンは復習を開始!

強盗グループのリーダーが

マフィアのボスの息子だったこともあり

マフィアを敵に回しての大立ち回り!

 

2では

かつての闇の組織に戻るよう命じられますが

拒否したところ、

愛する妻と暮らした思い出の家を

爆破されたことで復習の鬼となります

 

3では

闇の世界のおきてを破ったことで

世界中の闇の住人から命を狙われます

 

4では

かつての親友シマヅを頼って大阪に渡り、

盲目のケインに追われながらも

NYで裏組織のトップを相手に

自由を賭けた決闘をすることになります

 

 

登場人物の細かい心理描写も

もちろんあるのですが、

見どころはなんといっても

とにかく痛快なアクション!!

 

 

以下、感想です

 

◆ケイン

とにかくケインが最高にかっこよかった!

 

ケインは盲目で殺し屋を引退していましたが、

大切な一人娘を人質にされ

闇の組織からジョン・ウィック殺しの命を受けます

 

ジョンとケインのかつての旧友シマズが

ジョンを匿っていると判断して大阪へ

互いに闇稼業の人間とはいえ、

娘の安全のためとはいえ、

旧友と殺しあうのは辛いものです

 

シマズが治めるホテルを襲撃する際、

すでに戦いが始まっているのにもかかわらず

厨房でラーメンのようなものを

すすっているのが最高にカッコいい!

食事ってリラックスしている証拠ですからね

 

盲目でありながら、

杖や道具を使って空間や敵の位置を把握し

身に沁みついた軽やかな動きで

次々敵を殺していきます

 

ケインはドニー・イェンという

香港の俳優さんが演じているのですが

日本の仁侠映画座頭市のようでした

 

この役はもっと中国人らしい見た目の

キャラになる予定だったようですが、

イェン氏の提案でスタイリッシュな服装になったようです

それが大正解!

 

初登場シーンの私服姿から

パリッとしたスーツに着替えての戦闘シーン

決闘でのハイネックも色気がある

 

ジョンやシマズのような真面目さもいいですが

ケインはユーモアも持ち合わせていて

それがまた余裕を感じさせてツワモノ感を醸しています

 

私はアンパンマンもディズニーも

ヒーローよりヴィランを応援したくなる派なので

ケインは最高にツボでした

 

 

◆家族愛

ジョン・ウィック4は

ジョン、シマズ、ケイン

この3人の家族愛の物語です

 

伝説的な仕事人たちですが

妻や娘の為に全てを賭けて戦います

 

あれほど強い男たちが

最も譲れないものが家族

っていうのが素敵ですよね

 

 

ジョン・ウィックと犬

数えきれない男たちが

毎秒のように殺されていくわけですが、

私が最もヒヤッとしたのが

わんちゃんに危険が及んだ時

 

どんなに男たちが次々に

階段から転がり落ちようが

車に惹かれようが

撃たれてオーバーキルされようが

爽快感さえ覚えるのですが

動物が痛い思いをするのは

たとえ演技でも辛いです

 

わんちゃんの主人である

ミスター・ノーバディについても

どんな人生だったのか知りたくなりました

 

 

◆楽しめるようになった自分

若いころよりも映画を楽しめるようになったな、と感じました

 

高校・大学のころは映画館やDVDで

月に何本も映画を見ていました

ファンタジーやSFでも

「リアル志向」が強かった

 

「史実と違う」「設定に矛盾がある」

そんな事を厳しく採点するように見ていました

 

でも、近頃になってようやく

「こまけぇこたぁいいんだよ!」と

作品を見たそのまま楽しめるようになりました

 

今回で言うと、大阪コンチネンタルの場面ですね

・「外国人が考えたCOOLなJAPAN」的セット

・アキラの漫画的な前髪

・近距離なのに弓矢で応戦

・「初志貫徹」という謎のネオン看板

・梅田の地下鉄がプラスティックの座席

 

いままでだったら1つずつ引っかかっていましたが

そうした世界観をすんなり受け入れるようになっていました

 

グラモン伯爵がいちいち豪華な場所を私的に使っている様子も

 

いいんです

アクション映画なんだから

その世界を楽しめばいいんです

 

そうやって素直に楽しめるようになった自分が

大人になったなぁ、と感じました