娘のニーナは今年の8月後半から年長さんにあたるキンダーガーテンに進級します。
先日まで通っていたプリスクールとは別の場所で、小学校に通うことになります。
入学にあたり様々な登録や準備が必要なのですが、
その中の一つに健康診断があります。
日本では学校で集団で行いますが、こちらではそれぞれ個別に病院へ行くようです。
近所の病院に予約を取り、夫と3人で病院へ。
受付などでの対応は全て夫に任せます。有り難し
案内されたフロアで再度受付をして、5~10分ほどで呼ばれました。
まずは看護士さんが身長と体重を計測。
フィートとポンドなので全然分からず。
診察室に通されました。
日本ではお医者さんがいる部屋に患者が入る、という形ですが、
私たちが案内されたのは椅子とパソコン、高いベッドのような診察台があるものの誰もいない。
診察をするための個室でした。
あとから入ってきた看護士さんによる問診を受けました。
この時、テレビ電話の通訳を入れてもらいました。
しかも無料!
夫は基本的な英語はできるものの、医療用語などの専門的な単語は分かりません。
私としても何の話をしているのかが分かるので助かりました。
今後、夫不在で病院に来ることになったとしても、
通訳サービスが受けられるなら安心です。
日本で英訳を用意しておいた予防接種履歴や診断書などを提出。
「タカハシ(仮)先生が来るからちょっと待っててね〜」(英)
と言いながら看護師さんが退出していきました。
え!日本人医師がいるんだ!とビックリ。
いえ、この都市に日本人医師がいる病院もあるとは知っていましたが、こんな近所に居たなんて!
通訳サービスをお願いできるとはいえ、直接日本語で話せるのはありがたい!!
と思って待つこと数分。
若い細身の白人の医師が入ってきました。
「えーっと、初めまして。タカハシ(仮)です」(英)
え?えぇ!?
どう見てもアジア人要素を感じない顔立ちなので、英語圏でも「タカハシ(仮)」に近い音の名字があるのかな??と混乱しました笑
「タカハシって聞くと日本人だと思いますよね〜。僕、全然日本語わかんないんですよ。ほんと、すいません😅」(英)
よく同じ反応をされるのでしょう。
おじいさんが日本人なんだと話してくれました。
医師が日本語を話せないのは元々想定通りで、
通訳も頼めていたので全く問題ありません。
話は先に進みます。
先程計ってもらった身長と体重を成長曲線グラフに合わせて見せてくれました。
身長は平均よりやや小さめで、体重は平均よりやや多めだけど問題なし。
出産時は平均的な体重でしたが、
その後3歳までずーっと成長曲線ギリギリのムッチムチだった娘。
3歳をすぎてからは徐々に平均に近づいてきていて、
引っ越してきて1ヶ月は食事が口に合うまではお菓子をたっぷり食べてしまっていましたが、
いまは普通の食事に戻ってきたので心配はしていません。
続いて心音、耳、口の中などを見てもらい、異常なし。
ニーナの発達についての診断書は英文で作ってもらっておいたので、
発達に関する問診をいくつかされました。
言葉を話し始めた時期、現在話せる単語の数、手足の器用さについてなど。
私は何度も答えてきた質問なので問題なく答えられました。
もちろん、日本語で。
一通りの問診の後、話題は予防接種について。
渡米前にアメリカの学校から予防接種のリストを受け取っていたので、
書かれていたものは全て売ってきたのですが、
A型肝炎の予防接種が足りないと言われました。
事前にもらっていたリストにはB型肝炎は載ってたけど、A型肝炎の予防接種は書かれていませんでした。
なのでその場で打ってもらうことにして、
半年後にもう1回打ってもらう事に。
腕や肩ではなく、太ももに注射されていて痛そうでした💧
これでニーナの検診は終了。
今後の予約の仕方やファミリードクターの登録の仕方などを聞いて終了。
お会計は後日メールが届いて請求されるとの事でした。
海外生活で困難を感じることの一つとして、病院は大きな課題です。
システムが日本と全然違うし、保険に入っていてもとにかく高額!!
東京では子供の医療費が無料だったので、
1~2ヶ月に1度耳鼻科で耳掃除してもらったり鼻水を吸ってもらったり、
2~3ヶ月に1度歯医者さんでクリーニングとフッ素をお願いしたり、
とても気軽に行ける存在でしたが今後は一大事です。
子供の為にならもちろん行くけど、
元々病院行くのが億劫なタイプの私は先延ばしにして悪化させないよう気をつけなくては。。
健康は財産ですね。
今回は初めて近くの病院に行く機会があり、
どんな様子なのかが分かって良かったです。
本当に病気になった時に初めて病院に行くのと、
1度でも行ったことがあるのでは心持ちが違います。
ニーナの健康も確認できたし、良い機会でした。