ジェンツー、アメリカ生活は踊る

知的障害のある娘とのアメリカ生活

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キッズクラブに娘1人で参加

アメリカに来てから毎週日曜日は教会に通っている我が家。

キリスト教徒でなくても参加することが出来ます。

 

午前9時からと10時半からの2部構成になっており、

夫は語学学習の為に前半は教会初心者クラスに参加しています。

後半はホールで音楽や聖書についてのスピーチを聞きます。

 

大人たちが礼拝に参加する間、子供たちを預かってくれるキッズクラブがあります。

5歳の娘ニーナは前半の時間をキッズクラブに参加して過ごします。

 

1~3回目は私も一緒に教室に入って見学したのですが、

初回はかなりナーバスになって私にしがみつく状態でした。

しかし、毎回慣れていって3回目ではほぼ1人で参加出来ていました。

 

ニーナは英語が全く分からないのに加えて、日本語でも言語理解力が1歳半〜2歳程度。

他者と交流するのは苦手ですが、先生の指示には前向きに従おうとしたりはするので、

先生と相談して私の同伴なしでの参加をすることになりました。

 

その日の朝、ニーナには一応説明しました。

「今日は、キッズクラブ、ニーナひとり。ママおでかけ」

ちゃんと伝わっているかは分かりませんが、

案外伝わることもあるようです。

事前にこうした声掛けをした時の方が落ち着いている気がします。

 

キッズクラブの受付でチェックインして、

4~5歳児クラスの教室まで一緒に行きました。

 

付き添いの件に関しては前の週に先生と話してあったので、

教室の入口で先生が迎えてくれて

ニーナひとりでとてもスムーズに入室していきました。

 

教室に入ってすぐ、こちらに背を向く形でテーブルにつき、

お絵描きセットで上手くママの存在から気を逸らしてくれました。

さすが先生!

 

ニーナがお絵描きに集中している間に私は退出しました。

 

夫がクラスに参加して、ニーナがキッズクラブに行ってくれている間、

私も何かしなければと思って英語のテキストを持っていきました。

 

ホールでは音楽やスピーチを聞けますが、

私にはまだまだありがたいスピーチを理解するだけの英語力がありません。

 

ロビーにあるテーブルでお勉強することにしました。

英語が分からなくてもホールに参加して座っているのは楽ですが、

勉強が趣味な夫はともかく、

娘が頑張ってる時間は私も頑張ろうと思いました。

 

ロビーでテキストやノートを開いていると、

遅れてやってきた知人たちが数人声をかけてくれました。

英語ネイティブや、アメリカに長く住んでいるアジア人達です。

毎週こうして英語を話せる機会があるというのは、

日本の生活からすると贅沢で貴重な機会なのだと思います。

 

みんな私が英語を勉強中だと知っているので、

シンプルな単語を選んでくれたり、

聞き取りやすく発音してくれるので本当にありがたいです。

こんな私でも軽い雑談を楽しむ事ができて、

そのお陰で「もっと上手く話せるようになりたい!」と思えます。

 

学生時代に習ったはずの基本的なことさえ抜け落ちてる私にはテキストの勉強も必須ですが、

実際に声に出して話せるというのは非常に勉強になります。

 

 

そうこうしている間にお迎えの時間がやって来ました。

どうしているかな、と心配しながら教室へ迎えに行きました。

すると、ニーナは落ち着いた様子で塗り絵をしていました。

 

先生によると、

私が居なくなったことに気がついた時は少し寂しがったものの、

ラグの上に移動して読み聞かせを聞く時も、

プレイエリアに移動する時も、

先生の指示に従って行動することが出来たとのこと!

実際には多少泣いたり駄々をこねたりはしたのかもしれませんが、

先生はとても褒めてくれて次回以降も1人で大丈夫だと言ってくれました。

 

ニーナなら大丈夫だろうとは思っていましたが、

実際に挑戦してみてお墨付きをもらえてすごくほっとしました。

 

ニーナにとって言葉が全く伝わらない環境に放り込まれるのはストレスだろうと思うのですが、

ニーナはそのストレス以上に同世代の子供たちと同じ空間で遊ぶことが好きなようです。

素晴らしい!

 

私も見習わなくては。

 

 

今回は教会に併設されているキッズクラブに、

付き添いなしのニーナひとりで参加してもらいました。

夏休み期間は特に毎日母子が密着して過ごす時間が長くなりすぎるため、

離れてそれぞれ過ごすことが出来る時間は少しでもありがたいです。

 

ニーナ本人が行きしぶらない限りは毎週1人で参加してもらうことにします。

その間の時間で、私も成長できるように頑張らないとですね!