ジェンツー、アメリカ生活は踊る

知的障害のある娘とのアメリカ生活

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2024年上半期:海外引越し

今週のお題「上半期ふりかえり」

 

今年の上半期は自分の人生の中でも大きな節目となる大きな出来事がありました。

アメリカへのお引越し!!

 

昨年の冬に夫が海外転職をして1人渡米し、

私と娘はこの春に渡米しました。

 

アメリカ生活に向けて車の教習所へ通いながら引越し準備。

各所手続き、荷造り、粗大ゴミなどの荷物整理、アメリカの幼稚園とのやり取り…

私にしてはよく頑張ったと思います。

たくさん手伝ってくれた実家にも、

4月の前半だけ継続で通わせてくれた療育園にも、

気にかけてくれたママ友達にはとてもとても感謝しています。

 

 

4月の始め。

ひとり暮らし義母が亡くなりました。

特に病院にかかったりもしておらず、

気にかかる持病があるという話もなかったので突然の事でした。

 

出国前最後の挨拶に会う約束をしており、

待ち合わせの時間を決めようと連絡したところ反応がなく、発覚しました。

 

急きょ夫が帰国して葬儀を行い、

各所手続きなどに奔走しました。

 

 

4月中旬。

私と娘の2人で国際線に乗りました。

娘のニーナはこれまで2回飛行機に乗ったことがありましたが、

12時間もの長距離フライトは初めて。

乗り物では基本的に大人しくしてくれるのですが、

まったく寝てくれなくて大変な移動となりました。

 

隣に座っていた中国語を話す男性が英語と日本語も話せたため、

フライト中に荷物を下ろすのを手伝ってくれたりしてとても助かりました。

 

乗り換えの空港まで迎えに来てくれた夫と1週間ぶりの再会。

最寄り空港では夫の友人であるアメリカ人が荷物を運ぶのを手伝いに来てくれて、

早速知り合いが出来ました。

 

夫がいない生活から、夫の手助けがないと何も出来ない生活になりました。

 

夫だけでなく、本当にたくさんの人達に手助けしてもらいました。

 

新天地に来たばかりで居場所のない私に声をかけてくれて、

そこから毎週声をかけてくれる人たち。

私達ではどうしようもない事を手助けしてくれる人。

コンロの調子が悪くて料理が出来ない時に食事やお菓子を分けてくれた人。

子供の新学期が始まったら学校のボランティアをしないかと誘ってくれる人。

 

優しくて暖かい人達にたくさん助けられました。

 

「日本は親切!」なんてテレビとかではよくやっていますが、

アメリカにだって親切な人はたっっっくさんいました。

 

 

知らない人に挨拶される文化も最初はドキドキしましたが、

あたたかみがあって素敵だと思うようになりました。

 

 

日本のコンビニが恋しくなることはありますが、

まだ渡米2ヶ月。

広くて明るい空、新しい出会い、のんびりできる自然、気軽に使えるプール。

いまはまだリゾート気分です。

 

このまま夏はリゾート気分で過ごし、

寒くなる頃には運転になれて行動範囲が広がって、

ホームシックになることなく春を迎えて、

来年の夏に一時帰国して「日本サイコー!」と満喫して、

こちらに戻ってきて「でも生活するにはこの穏やかなアメリカの家が落ち着くなぁ」

そんな風に思えたら最高です。

 

 

自分の非力さや失敗に悲しくなることも多いですが、

いまは知らない土地で娘を不安にさせることなく安全に暮らせているだけで

私は十分よくやっていると思うことにします。