ジェンツー、アメリカ生活は踊る

知的障害のある娘とのアメリカ生活

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アメリカに来て1ヶ月。これからの1ヶ月

夫が去年アメリカに転職したのを機に、

私と娘もアメリカへ引っ越してきて1ヶ月が経ちました。

 

◆時差ボケと体調不良

最初の1週間は私も時差ボケが続き、

5歳の娘ニーナは環境が劇的に変わったストレスで体調を崩してしまいました。

早朝4時に起きてしまったり、食欲がなくなったり、

目に見えて元気がなくなっていました。

 

幸いにも渡米から1週間を待たずして現地のプリスクールに通える事となり、

そこからは元気を取り戻してくれました。

 

ニーナには知的障害を伴う自閉症があるため、

他のお友達と同じことをして遊ぶというのは得意でないのですが、

同い年くらいの子供たちと一緒に過ごす事は好きなようです。

 

日本であちこち療育に通ってきましたが、

必ず先生がとても優しくしてくれたので「先生」という存在への信頼が厚いというのも

ニーナが療育園やプリスクールを楽しめる重要なポイントのようです。

 

私は毎年この時期になると2~3ヶ月喘息症状が出るので咳が出ていますが、

それ以外は私も娘も元気に過ごしています。

 

◆新しい家

夫が先にアメリカ生活をスタートさせた時、

私がネットで家探しをしました。

間取り図や写真でよくチェックしていたのでイメージはついていました。

しかし、実際過ごしてみるとキッチンやお風呂のシステムに慣れるまで時間がかかりました。

しかも、日本と違って入居前の清掃がかなり甘かったので

掃除からスタートしなければならなかったのもハードでした。

 

いまは2代目の車購入資金を貯めることが第1優先なので

ソファーもテレビもない空っぽのリビングで過ごしています。

夫はあまりリビングでくつろぐ習慣も時間もないし、

私も多少の不便にはのんびりしている方なのですが、

流石にそろそろ必要性を感じています。

 

少しずつ自分たちが過ごしやすいようカスタムしていこうと思います。

 

◆生活リズム

時差ボケが治ってから、新たな問題が見つかりました。

日の出と日没の時間です。

 

こちらは大体6時過ぎに日が登り、

21時頃に暗くなります。

 

時計が読めないニーナにとって、

外が暗くなってから寝るのが当たり前。

日本では20時には寝室に入って21時には眠っていたのに、

21時過ぎまで元気に動き回って22時過ぎに寝付くようになってしまいました。

 

プレスクールが午後の部で12時にスクールバスが来ることもあり、

すっかり遅寝遅起の生活リズムが固定化。

 

無理に日本での時間通りにしなくていいか、とも思いましたが、

毎週日曜日は教会に行くためめ朝8時過ぎに出発します。

平日9時まで寝ているニーナにとって、

日曜だけ朝早くに無理やり起こされて朝食を食べる間もなく連れ出されるなんてたまりません。

 

7時に起きるにはやはり20時に寝て欲しいので、

遮光カーテンを導入した方が良さそうです。

 

◆1ヶ月たって思うこと

最初の2週間ほどは体調不良や慣れない家の環境などに疲れを感じていましたが、

いまは通常運転に戻れた気がします。

 

毎週末ネイティブの方と話す機会があったり、

1人でスーパーまで歩いて買い物したり、

日本でない場所での生活が回り始めました。

 

案外、「海外っぽい!!」と圧倒されることは少なく、

日本と変わらないところも多くあります。

初めてこの家に入った時は、玄関や窓、壁紙の色なんかも海外っぽい!!!

と思ったものですが、暮らすとだんだん慣れてきます。

お風呂だけはまだ違和感がありますが。

 

実はまだこれといった行楽地には行けていません。

大きな動物園や水族館、美術館に博物館など、

この夏休み中に少しずつ行ければと思っています。

 

また、中1~2程度の英語力しかない私ですが、

出会う方々が丁寧に話してくれたり、

頑張って聞き取ろうとしてくれるおかげで多少の意思疎通が出来ています。

思った以上に会話を理解できたり、

私のめちゃくちゃな英語でも汲み取ってくれたりして、

最初に語学で絶望せずに済みました!

もちろん、ネイティブ同士の会話は聞き取れないですし、

言いたいことがあっても諦めてしまって無口になったりはありますが、

初手で「何とかなりそう」と思えただけで全然気持ちが違うと思います。

 

いまも毎日英語アプリのDuolingoを続けたり、

余裕があれば中学英語の復習テキストをしたりしています。

伸びしろ無限大!

 

まだまだ来たばかりですので、

もう少しはリゾートに来た観光客気分で居たいと思います。