ジェンツー、アメリカ生活は踊る

知的障害のある娘とのアメリカ生活

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アメリカでプリスクール卒業

娘のニーナがプリスクールを卒業しました!

卒業、といってもたった3週間だけの通園でしたし、

卒業式的なものもありませんでした。

プリントされた卒業証書と、先生たちからのプレゼントを持って帰ってきました。

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最終日の数日前にクラスでTシャツのタイダイ染めをして持って帰ってきました。

説明のメモが着いていたのですが、

よく読む前に染料で濡れたTシャツを袋から手で取りだしてしまったので

私の手が真っ青に染まってしまいました笑

 

最終日の前日、「最終日はそのTシャツを着て来てね!」とプリントが入っていました。

ニーナはお洋服にこだわりがあって毎日自分で選んだものじゃないと着てくれない時があるので

来てくれないかもしれないと心配していたのですが、

当日の朝はとても素直にTシャツを着ていってくれました。

 

卒業証書と共に、集合写真も持って帰ってきました。

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みんなカラフルなTシャツを着て、素敵な笑顔♡

ニーナは真ん中でお友達と手を繋いで写っていました。

 

キンダーからは義務教育ということで無料で通うことが出来ますが、

プリスクールは基本私立なのでそこそこ高額な費用がかかります。

 

ニーナには障害があるため、学区内唯一の公立プリスクールに無料で通うことが出来ました。

こちらではクラスの半分が困難を抱える子供たちで、

あのと半分はお手本となる子供たちが通っています。

 

そうした特色があるので臨床心理士言語聴覚士といった専門的な知識を持った先生方がおり、

直前まで日本の療育園に通っていたニーナへのサポートを受けることが出来ました。

 

通ったのはたったの3週間だけですが、

短い期間だけでも通わせてもらえて本当に良かったです。

環境が大きく変わって大好きな療育園に通えなくなって悲しんでいたニーナはストレスで体調を崩すほどでしたが、

プリスクールに通うになってからはすっかり元気を取り戻しました。

 

ニーナは他の子供たちと交流したり、一緒に何がするのは難しいのですが、

同世代のお友達と同じ場所で過ごすのは大好きです。

同じことをしていなくても、近くで遊ぶだけで「一緒に遊んだ」という認識になるそうです。

 

夏休みに入って数日が経ちましたが、

「あした、ぷりくーる?」

「ばすくるよ」

と時折言ってプリスクールに行きたがっています。

 

その度に「お休みだよ」と答えていますが、

ちょっと不満そうな表情をします。

 

今回の引越しで、“突然長期間お休みになることがある“と分かってくれたのか、

強い不満は訴えてきませんがやっぱり行きたいよね。

例え元の療育園じゃなくても、

言葉が全く違うプリスクールでも、

ニーナにとって楽しみな場所なのです。

 

後日、クラス担任の先生からニーナの様子を聞くことが出来ました。

 

・他の子を攻撃するようなことはなく、安全にクラスに参加することが出来た。

・やはり、お友達と交流することは難しいものの、

隣でお絵描きをしたりして遊ぶことは問題がなかった。

・他の生徒たちの動きを見て、空気を読んで一緒に移動したりは出来ませんが、

先生が声をかけると素直に行動してくれた。

時折、もっと遊びたかったのに!とフニャフニャ泣き言を言うことはあっても、指示には従えていた。

・手助けなく1人で食事(おやつ)ができた。

・先生や生徒たちと手を繋ぐことが出来た。

・「ゴミ捨ててきて」「手を洗ってきて」と言うような声かけを英語でしても理解できた。

 

完全に溶け込めはせずとも、

全く言葉が分からない新しい環境にたったの3週間でこれだけ落ち着いて過ごせていたのなら120点!!!

 

本当に良かったです。

 

 

これから3ヶ月もある夏休み。

2代目の車が手に入るまでは特に母子二人きりになるので大変です。

 

でもこの期間にトイレトレーニングを集中的にやってみようと思います!

他にも名前をアルファベットで読み書きできるようにしたり、

ハサミで三角や四角が切れるように練習したり、

前へジャンプする練習をしたりとやることは沢山あります。

 

ぼーっとしてる間に過ぎてしまわないようにしないと💦

母子双方がストレスにならないように気をつけながら、

ゆっくりやっていこうと思います。