ジェンツー、アメリカ生活は踊る

知的障害のある娘とのアメリカ生活

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プリスクールの園庭で遊んできた

平日の夕方からプリスクールの園庭解放イベントがありました。

 

小さな移動動物園もやってきます。

ミニブタやウサギ、アヒル七面鳥、ヤギ、ひつじなど。

 

キッチンカーも何台か来て、ちょっとしたお祭りです。

 

 

普段プリスクールの中には保護者は入ることができません。

我が家はスクールバスを利用してるので先生と会うこともなく、

日本の幼稚園のような連絡帳もないので園での様子は全く分かりません。

 

お知らせのお手紙や工作を持って帰ってきたり、

娘がスクールバスに乗っていく足取りの軽さだけが便りです。

 

 

我が家にはいま車は1台。

その1台は夫が通勤に使っているので私が自由に乗って出かけることはできません。

 

この日は夫も定時で仕事を終えて、

帰宅ラッシュに巻き込まれながらも帰ってきてくれました。

 

娘を連れて3人で向かう途中、雨がポチポチ降り始めました。

この日は朝から小雨が降ったり止んだり。

そんなに強くは無いので、傘をささなくてもいい程度でした。

 

しかし到着する頃にはしっかり降ってきてしまいました。

園の駐車場はいっぱいでしたが、あっという間に何台も帰ってゆきます。

 

でも朝からずっと降ったり止んだりだったので、車の中で少し待ってみることに。

 

その間、娘のニーナは不思議そうに窓の外を見ていました。

今日はさっきもプレスクールに来たのにどうしてまた来たんだろう?

なんで着いたのに降りないんだろう?

早くベルトを外して降りようよ!と主張していました。

 

少し待ってみると、予想通りまた小雨になりました。

ほとんど気にならない程度になったので、園庭に行ってみることに!

 

ゲートをくぐると、柵に囲まれて動物触れ合いコーナーがありました。

ニーナはちょっと動物が苦手で、柵越しでもおっかなびっくり。

ウサギを触らせてもらおうと思いましたが、絶対嫌だと拒否!

どんな動きをするか分からないのが怖いようです。

 

他のプリスクールの様子は分かりませんが、

ここの園庭はとても広くてたくさんの遊具があります。

小山やブランコ、すべり台、チョークでのお絵描きスペースなどなど。

 

到着してすぐはいつもの園庭にたくさん人が居ることに違和感を持っていたようですが、

すぐにニコニコと園庭で駆け回る姿を見せてくれました。

 

ニーナは他のお友達と一緒に鬼ごっこをしたりするのは難しく、基本ひとり遊び。

他の子と一緒にかけっこしているように見えて、

それぞれバラバラに駆け回っているだけです。

それでも子供は「お友達と一緒に遊んだ」という認識になるんだとか。

 

普段は手を洗ってそで口が濡れるだけで着替えたがるニーナですが、

雨で頭から全身しっとりするほど濡れてるのにお構いなしに遊んでいました。

それだけ楽しかったのでしょう。

 

担任の先生にお会いすることができ、

夫が園での様子を聞いてくれました。

 

先日教会のキッズプログラムでグズっていた様子から心配していましたが、

先生はニーナをとても褒めてくれていました。

日本で通っていた療育園では先生の言うことをよく聞いていたようなので、

慣れれば大丈夫だとは思っていましたが、

思っていたよりももっと早く馴染めていたようです。

 

本人が楽しそうにしているのが何よりの証拠ですね。

 

 

次第に雨が強くなってきてしまい、

残念ですが撤収することになりました。

 

園庭を出てキッチンカーの前を通ると、ニーナが強く手を引いてきました。

雨で肌寒いというのに、キッチンカーのかき氷が大人気!

ニーナも「あいすくりーむ!」と言って食べたがりましたが、

すっかり濡れてしまって身体も冷えてきたので諦めてもらいました。

 

うかうか風邪でもひいてこじらせでもしたら医療費がバカになりません。

 

車に乗って発進。

するとニーナが「ぬれてるよ〜!つめたい!」と騒ぎ始めました。

遊んでいる時は気にならなかったけど、

落ち着いたら急に濡れていることに気がついたんですね。

たった今気がついたような慌てぶりに少し笑ってしまいました。

 

 

あいにくの天気となってしまいましたが、

園庭に入って普段遊んでる様子を見れてとても良かったです。

 

プリスクールに通うのは残りわずか。

短い期間ですが、ニーナが安心して過ごせる場所で良かったです。