ジェンツー、アメリカ生活は踊る

知的障害のある娘とのアメリカ生活

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首に17kgをぶら下げて家事をする

4才の娘ニーナは小さいころからあまりベタベタしてくる方ではなく

一人遊びが得意です

 

夢中で遊んでいるところに

私が横から入っていこうとすると

嫌がら得てしまうことが多いです

 

寝るときでさえ、

胸をトントンすると鬱陶しがられるほど

 

 

私自身あまり子供とよく遊んであげられる性格ではないので

ちょうどいい距離間かな~なんて思っていたのですが、

このところとにかくニーナが甘えん坊さんになっています

 

私がパソコンに向かえばヒザに乗り、

ベッドに入れば私をベッドにして眠り、

料理をしていると首にぶら下がってきます

 

 

子供ですからもちろんそういうことはありましたが、

やはりパパがいなくなってから特に甘えん坊になった気がします

 

正直、パパが日本を出る前も

お仕事で平日は寝る前の挨拶で顔を合わすだけで

休日も一緒に過ごせるのは月に2日ほど

 

激務で家族の時間が取れていたとはとても言えないのですが

それでも一緒に住んでいる大人が1人いなくなるというのは

ニーナにとって大きな変化なのでしょう

 

ママ以外に自己主張をするのが得意ではないのですが

療育園でも自分から先生に

抱っこやおんぶをおねだりすることがあるようです

 

 

可愛い娘とはいえ、もうすぐ5歳になる体は

17kgを超えていて

家の中をおんぶして歩いたり

料理中に首にぶら下がってくるのは大変です。。

 

 

体調とメンタルが良い時ならできるだけ付き合おうと思うのですが

女性のバイオリズムで心身の調子が悪い時は

「いい加減にして!!」なんて怒ってしまうこともあります

 

怒ったってしょうがないんですけど

私も完璧に自己統制できるわけではないので

必要以上に怒ってしまうこともあります

 

 

そんな夜は寝顔を見ながら

「あんなに怒っちゃってごめんね…」と

反省したりもしますが、

 

こんなにベッタリなのは今だけだって

分かってはいても

今まさに首が閉まって苦しければ誰だって怒りたくもなるでしょう

 

 

これを書いている今も

イスと背もたれの間に挟まって来て

私の頭を抱えて歌っています

 

 

育児の愚痴を言うと

「いまだけだから」と言う人が必ずいます

実際、基本はその通り

 

でも、実年齢に比べて知的・精神年齢の成長スピードがゆっくりな子は

「本当に今だけなの???」

なんてモヤモヤしてしまうこともあります

 

 

いま首にぶら下がっているのが17kgだから

まだ立っていられるけど

この先20kgを超えたら?

自分と身長が変わらなくなったら?

 

とてもじゃないけどおんぶはできません

 

そういう意味なら確かに、

おんぶできるのも今のうちだけなのかも

 

 

毎日はできませんが、

自分の心身の調子が悪くない日は

これからももう少し

全身全霊の甘えん坊を受け止めたいと思います