ジェンツー、アメリカ生活は踊る

知的障害のある娘とのアメリカ生活

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

好きなものは飛び込んでくる目

我が家の4才の娘ニーナは自閉症です

 

先日、100円ショップに立ち寄ったときのこと

 

工作コーナーで

「好きなの1つ選んでいいよ」と声をかけました

 

ニーナにはお店で勝手に物に触れてはいけない

と教えていて

おおむね守ってくれています

 

「選んでいいよ」と言った時だけ

自分で商品を手に取って良いルールにしています

 

このときはカラー粘土を選んで手に持ちました

 

 

そのまま歩き出して文房具コーナーを通りかかったとき

ニーナがつないでいた手を離して

まっすぐ通路に入っていきました

 

急にどうしたのかと思って目で追うと

乱雑に並べられた塗り絵の中から

一冊を手にとりました

 

何を取ったのかと見てみると

ポケモンのぬりえでした

 

その表紙にはニーナがポケモンの中で

一番大好きなウサギのヒバニーが描かれていました

 

通りすがりのほんの一瞬で

沢山あるぬりえの中から好きなキャラクターを見つけるなんて

視覚的認知力に驚きました

 

探しているわけでなくとも

好きなものって目に飛び込んできますよね

 

 

ニーナは表紙だけでなく

中にもヒバニーのイラストがあることを確認すると

手に持っていた粘土を私に返してきました

 

「1つだけ」というルールを覚えていたんですね

えらい!

 

言葉はないのですが

《ねんどじゃなくて、このぬりえにする!》

という意思がはっきり伝わりました笑

 

 

ヒバニーはポケモンのソード・シールドで

主人公が最初に選ぶことになる3匹のポケモン

いわゆる御三家のひとりなのですが

グッズがそれほど多くない様子

 

私はポケモン初代から

ダイヤモンド・パールくらいまではプレイしましたが

長らく離れてしまったので知らなかったのですが、

ニーナはYouTubeポケモンKidsチャンネル

ヒバニーを知ったようです

 

 

一瞬でヒバニーを見つけたのも驚きましたが

もう一つ驚いたことがありました

 

下の写真の右上のピカチュウピチューだけは

私が色を塗ったのですが、

あとは全てニーナ1人で色塗りしたものです

ヒバニーの耳はオレンジ

サルノリは黄緑

メッソンや他の水ポケモン水色

イーブイ茶色で、ミュウは

 

線で描かれているだけでも

どのキャラが何色かよく覚えていて

覚えている色を選択して塗ることが出来ていました

 

コイルが水色でも

ぬりえなんだから好きな色で塗ればいい

と思っていたのですが

よく見てみるとコイルのグレーって

描かれてるものによっては水色っぽく見えるものもあるんです

 

なのでたぶん

テキトーに塗ったわけではなく

クレヨンの中で一番近い色を選んでいたようです

 

 

ポケモンってとんでもない数がいるのに

本当によく覚えていて驚きました!

 

そういえば私も子供のころ

掛け算の九九は覚えられなくても

ポケモン151匹は簡単に覚えられた記憶が。。笑

 

 

自分が子供のころに夢中になっていたものに

自分の子供も夢中になっているのって

なんだか嬉しい気持ちになりますね

 

できるだけ私の趣味を押し付けぬよう

私の好みでない物も選択肢に入れるよう

赤ちゃんの時からずっと気を付けているのですが、

何度見せてもアンパンマンやサンリオより

ディズニーとポケモンを選ぶようになりました

 

ニーナ本人が良いと思ったものを選べばいいし

それが偶然私も好きなものだったら

一緒に楽しめてちょっとお得

 

楽しみを共有することで

社会性の成長に繋がったらより良いですね