海外移住計画と療育ブログ

知的障害のある娘を連れて、どうやらアメリカに行くらしい

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知らぬ間にのお別れに5歳児の涙

夫の仕事の都合でアメリカへ移り住むことになったわが家。

 

夫は去年から先んじて渡米しており、

5歳の娘と私の2人が近日渡米します。

 

 

娘ニーナは知的障害を伴う自閉スペクトラム症で、

同年代のこと比べるとおしゃべりが苦手。

週に5日、療育園に通っていました。

 

お引越しについて言葉で説明はしましたが、

ニーナには理解ができていません。

 

療育園へ最終登園した日に、

電車で15~20分ほどの私の実家へ移り住みました。

 

なので、ニーナにとってはある日突然、家と療育園とお別れになってしまいました。

 

 

ニーナと実家に移りましたが、

引越し準備、荷物搬出、後片付けなどで

4日間は朝から晩までニーナは実家でお留守番をしてもらいました。

 

土日に1泊2日で泊まることはこれまでもありましたが、

3泊目に入った辺りから異変に気がついたようです。

 

「あした、ようちえん、いきます」

「ようちえん、ない」

「じてんしゃ!」(自転車通園のため)

こうした事を言ったり、珍しく夜泣きをしたりしました。

 

別れがたいほど療育園が毎日楽しかったのは嬉しいです。

それでもニーナにとっては慣れ親しんだ場所から

何も知らないままお別れになってしまったのです。

 

 

ニーナが2歳半の頃にお引越しを経験していますが、

比較的近距離だったので同じ療育教室にしばらく通っていました。

 

引越しから半年以上たって新しいお家に慣れたタイミングで療育園に入園したため、

環境変化にグラデーションがありました。

 

今回は慣れているおばあちゃんの家を少しだけ挟むものの、

家も教室も人も言語も何もかもが一気に変わってしまいます。

 

 

4月の新学期に教室も先生も同じなのに、

クラスの半分くらいのメンバーが変わっているのを見たニーナは

教室の隅に立って教室全体を観察していました。

 

警戒心があり、まずは観察から入るのはニーナの良いところだと思っています。

様子がわかると少しずつ慣れていきました。

 

 

でも、今度のお引越しでは流石に全てがいっぺんに変わりすぎて、

しばらくはホームシックになるのではと思っています。

 

療育園に入園した2年前よりも理解力が育って、

お友達ができていたのも大きいです。

 

私自身も新生活に慣れるのには時間がかかると思いますが、

まずはニーナに寄り添うようにしようと思います。