海外移住計画と療育ブログ

知的障害のある娘を連れて、どうやらアメリカに行くらしい

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療育園のクリスマス会

我が家の一人娘ニーナには知的障害があり、

1日4時間・週5日の幼稚園型療育園へ通っています

 

先日クリスマス会が開催され、出席してきました☆

 

 

しかし、今回のクリスマス会の2週間前から

クラス内で次々風邪にかかってお休みが続出

 

これまで大した風邪をひいてこなかったニーナも

ついに一週間もお休みするほどの風邪をひきました

 

どうやらアデノウイルスだったようで、

のどが痛くてほとんど食べられないような日が続きました

 

38.5度を超える熱が3日以上続き

ニーナ本人もつらかったようで

自分で寝室に行って一人で横になっていました

 

こんなに体調を崩したのは初めてです

 

発熱から5日ほどで微熱に落ち着くようになり

ぬいぐるみなどで遊べるようにはなりました

 

 

クリスマス会前の風邪大流行で

クラスの半数がお休みと言う日が続き

今回はお遊戯の練習があまりできなかったようです

 

 

それでも、当日にはなんとか全員が出席できました

練習した姿もいいけど

全員揃った姿の方が何倍も嬉しいですね

 

振付付きでのお歌発表では

誰一人として振付をしない、という状態でしたが

そんなことは良いんです笑

 

 

クリスマス会の内容は、

・開始の挨拶

・おうた

・先生たちの合唱

・楽器演奏

・先生たちによるマジック

・ペープサート劇

・サンタさんの登場

・終わりの挨拶

といった流れでした

 

子供たちの発表だけではなく

子供たちが楽しめる演目を先生が用意してくれています

 

ニーナは歌も振付もしていませんでしたが、

自分たちを見つめるたくさんの大人たちを観察したり

歌っている先生を見て手拍子したりしていました

 

楽器演奏では鈴の担当で

音楽に合わせてシャンシャン鳴らしていました

 

どうやら練習では鳴らすタイミングなど

もっと練習していたようですが

なにせお休みが続いたのと

まだ元気完全復活とはいかないため

練習の成果を発揮!とはいきませんでした

 

でも自宅では歌いながら

タイミングよくタンバリンを叩く姿があったので

練習では上手にできていたようです

 

 

ペープサート劇ではトップバッターに選ばれました

緊張したようでセリフの声は聞こえませんでしたが

出番になるとステージの中央へ向かって

練習通りにボードにシートを張り付けることができました

 

 

最後の終わりの会では挨拶代表に選ばれ

向けられたマイクに

「おわります」

小さい声ではありましたが

しっかり言うことができました!!

 

 

色んな子がいるので、

座っていられずに自由に動き回る子もいれば

いつもと違う状況に泣き出してしまう子もいて

きっちり!というよりも

賑やかで穏やかな会でした

 

 

そんななかでもニーナは自分の席に

しっかり大人しく座っていられて

隣の子に押されたりつつかれても動じず

先生たちのことをとてもよく見ていました

 

とってもカッコいい!

 

いつも通う園内での行事だったこともあり

園では先生たちの話をよく聞いて

優等生のように頑張っている姿が見れました

 

入場列の先頭だったり

劇のトップバッターだったり

対奇跡の配置だったりから

先生たちから「ニーナちゃんは大丈夫!」という信頼を感じました

 

 

こうした姿を見ると、普通の幼稚園でもやっていけるのでは?

なんていう思いも多少は沸いてきます

 

年長さんになったら週3回は公立幼稚園、

週2回はいまの療育園、

なんていう通い方も選択することは可能です

 

しかしきっと、いまの環境だからこそ

彼女は心穏やかに過ごせているのだとも思います

 

 

まぁ、来春からはアメリに行くことになるので

選択の余地はないのですが。

 

 

来春からはおそらく、

special need preschool(特別支援幼稚園)

に通うことになります

 

アメリカでは基本的にインクルーシブ教育といって

障害の有無にかかわらず通常の学校に通い、

学校の中で各々に必要な支援を受けたり

必要に応じた特別学級で学ぶことになるようです

 

特別支援学校もあるにはありますが

重度知的障害や強度行動障害など

健常の子供たちと安全に過ごすのが難しいなど

症状が重い場合に通うようです

(事情に詳しくない素人のザックリとした認識です)

 

日本で言う年長さんからは

小学校0年生という扱いになります

 

アメリカでは年少・年中さんが通う幼稚園は私立のみで

支援が必要な子が通う特別支援幼稚園のみは

公費で通うことができるようです

 

また、誕生月の関係や発達状況によって

0年生になるのを1年遅らせることも可能だったり

日本とはかなり教育システムが異なります

 

その辺の話は私の認識をまとめるためにも

また改めて紹介したいなと思っています

 

まだ私自身も把握しきれておらずに勉強中

 

 

今回のクリスマス会で感じたのは

先生方が本当に一生懸命に子供たちに寄り添っている姿です

「練習したでしょ!」とは言わず

とにかく子供たちが楽しめるように

それぞれ嫌な思いをしないようにとの配慮があり

良い園に入ることができたのだと感謝でいっぱいです

 

嵐のような風邪大流行を乗り切って

無事に全員参加することができて本当に良かったです