海外移住計画と療育ブログ

知的障害のある娘を連れて、どうやらアメリカに行くらしい

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療育って何するの?9か所の児童発達支援教室を見た療育ママ


療育って何するの?どんなところ?と思っている方へ

 

5歳の娘・ニーナは発達ゆっくりさんです

 

病院での「診断」はまだつけていませんが、

知的障害を伴う自閉スペクトラム症

東京都の障害者手帳・愛の手帳を取得しています

 

療育の必要性に気が付いてから療育に通いだすまでの流れは

過去のブログをご覧ください

gentoo-nina.hatenablog.com

 

 

2歳で発達障害の疑いに気が付いてから今まで

9カ所の児童発達支援教室を見学し

実際に6か所へ通いました

 

現在週5日の幼稚園型教室に通っており

そこで出会った療育ママたちに話を聞きましたが

こんなに数多く通ったことがある人に出会ったことがありません

 

色んな教室に通ったからこそ比較できるものがあると思います

参考になれば幸いです

 

療育には大きく分けて二つあります

  • 児童発達支援(児発):未就学児
  • 放課後デイサービス(放デイ):小学生~高校生

今回お話するのは小学校入学前の未就学児が通う

児童発達支援でのお話です

 

 

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◆療育(発達支援)って何?

一般的な年齢に伴った成長よりも

心身の発達がゆっくりなお子さんに対して

困りごとを減らす練習をすることです

 

「障害」と聞くとショッキングな印象を受ける方もいると思いますが、

同学齢の子たちより「手先が不器用」「発音が苦手」

「おともだちと仲良くするのが苦手」など

様々な困りごとがある子たちが通っています

 

早期に発見・療育することによって

困りごとを減らすことが出来たり、

自尊心を気付つけることなく成長する手助けに繋がります

 

「療育」=「障害」とは限らないので

幼児教室のつもりで通ってもいいと思います

 

◆療育って何するの?

児童発達支援の療育は2タイプあります

内容は教室によっても、その子によっても違いますが

大きなくくりとしては

  • 個別:先生と1対1で集中した経験を得る
  • 集団:先生1人対複数人で社会性を得る

どちらが合うかは発達段階や困りごとの内容にもよりますので

事業者さんに相談してみるといいと思います

 

具体的に教室で行われていること

  • イスに座って絵本の読み聞かせを聞く
  • トランポリンや平均台で遊ぶ
  • 積み木を指定された形に積む
  • シャボン玉を吹く

などなど、内容は多種多様

一見してただ遊んでいるように見えますが、

どれも子供たちにとって必要な練習になるのです

 

成長するとつまらないことでも

必要とあれば勉強することができるようになってきますが、

まだまだ小さな子供たちは楽しくないことなんかしたくありません

 

集中する、指先や体を使う、発声をする

その一つ一つが大事なのです

 

通い始めて指導の様子を見たとき、

「遊んでるだけじゃん。うちでもできるのでは?」と思いました

そう。

療育はおうちでもできるのです!!!

丁寧に向き合うことが得意なら

支援教室で行っていることにどんな意味があるのか先生に聞いて

おうちで実践するのもいいと思います

 

私は得意ではなかったので、プロに任せました。

あなたとお子さん合えばどちらも正解です。

 

◆私が見た9カ所の児童発達支援教室

冒頭でお話した通り、うち6カ所の施設にお世話になりました

どうしてそんなに何カ所も通うことになったかは後述します

 

まずは私が見た9カ所について

  1. 区営の発達支援センター
  2. 個別または少数の支援教室
  3. 完全個別のお勉強型教室
  4. 送迎付き3時間保育
  5. 送迎付き6時間保育
  6. 現在通所中・幼稚園型療育園
  7. 幼稚園型支療育園(見学のみ)
  8. 保育園併設・支援教室(見学のみ)
  9. 運動教室(見学のみ)

 

◆どうしてそんなに見たのか

端的に言うと、引っ越しをしたからです

 

ニーナの幼少期に住んでいた家は環境は良かったのですが

夫が在宅ワークになったこともあり手狭でした

そこで、夫の通勤経路や家賃の条件に合った物件があった隣の区に引っ越したのです

 

療育を始めた区では一番最初案内された発達支援センターと

近隣3か所見学して3か所とも通所

 

引越してから5か所見学をして、

6時間預かり教室へ通い、

年少さんになる4月からは幼稚園型療育園へ通園しました

 

◆たくさん通った方がいいのか

それはもうその子と保護者次第です

そもそも、療育はたくさん受ければ受けるだけいい!

というわけではありません

 

双方がストレスない範囲で通えばいいと思います

複数の教室を毎日のようにあちこち通うのは

慣れない場所が苦手なお子さんには非常にストレスになりますし、

あちこち連れていく親の方が疲れてしまって

子供に優しくできなくなってしまっては意味がありません

 

毎日通っている方が安心、と思う方は

毎日のように通える園を探せばいいと思いますし、

毎日通所は見つからないけど

あちこち行くのが苦にならない!という方は

複数個所通所すればよいのです

 

お住まいの地域によって環境が異なると思うので

ますは役所に問い合わせてみましょう

 

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これらはあくまで私たち親子の体験談であり、

タイミングや出会いによる影響の多い結果です

 

「何がこの子のためになるんだろう?」

そう考えているあなたはそれだけで十分素晴らしいのです

 

最後まで読んでくれたあなたも

良い出会いがあるように願っています